切手図案説明 ※日専型録(郵趣出版編)から引用
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ユウナ |
(Hibiscus tiliaceus) アオイ科。オオハマボウのことで、暖地の海岸地方に多い低木。幹は多く枝を分ち、枝の先に大きな黄色の花が咲く。花は5弁で、中央に雄しべと雌しべが細長く出ている |
サンダンカ |
(Ixora chinensis) アカネ科に属する低木で、観賞用としてよく栽植される。株は無毛で葉は無柄で対生し、タマゴを倒したような長楕円形。花は朱紅色でカサ状の房が集まって形作られ、普通茎の頂に咲く。花期は夏で原産地はマラヤ半島。 |
デイゴ |
(Erythrina Variegata orientalia) マメ科。大きくなる木で、枝の先に真っ赤な花が群がって咲く。花はマメ科特有のちょう形花で大きい。沖縄県の県木。 |
オオゴチョウ |
(Caesalpinia pulcherrima) マメ科に属する低木で、観賞用として栽培される。株は無毛で刺か散生している。葉は二重に複合した形で、各羽片の小葉は普通10〜12対あり、長さ約2.5センチの長楕円形。花弁は赤かだいだい黄で、先端はシワのように縮んでいる。幹の高さは約2メートル。花木は5〜7月。熱帯地方の原産。 |
イジュ |
(Schima wallichii liukiuensis) ツバキ科。ヒメツバキのことでキョウチクトウに似た細長い葉がつき、枝先近くに小さな白い花が咲く。 |
テングサ |
(Impatiens balsamina) ホウセンカ科。インド、マライ、中国南部原産で、観賞用草花の一つ。葉は細長く、その根元に赤い花が咲く。実に触れるとはじけて種子がとびだす。 |
ハマオモト |
(Crinum asiaticum) ヒガンバナ科。暖地の海岸砂地に、まれに群生する大型肉質の多年草。オモトに似ているので、その名がある。関頭南部以西で生え、ハマユウの一名もある。 |
サンニン |
(Alpinia speciosa) ショウガ科。ゲットウのことで、地下茎から細い茎が出てそれに大きな葉がつく。茎は伸びて細長い花茎となり、これに多数の淡紅色の花が密生する。茎はかたくあんで篭などをつくる |